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LAOS
PROJECTS

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01

ラオスのゾウと象使いについて

ラオス人民民主共和国の象徴ともいえるゾウと象使いの暮らしについて研究、記録を続けています。

ラオスはかつて「ラーンサーン(百万頭のゾウの国)」という美名を冠していました。ゾウは人々の住居や畑を荒らすため、天敵でもありましたが、象使いという生業の人々がゾウを使役する技を見出しました。ゾウは人の言葉を覚え、その強い力は重い荷物や丸太、人々を遠い場所へ運ぶ仕事に貢献しました。ラーンサーン王国の建国神話にも白象が登場します。初代国王ファ・グムはその場面を再現して、豪華な装飾の施されたゾウの背に乗って街を練り歩きました。ラオスにとってゾウは武力、信仰の象徴でした。

現在、ラオスのゾウは800頭にまで数を減らしました。そのうち400頭が野生、400頭がエレファント・キャンプや村などで飼育されています。大量の飼料、飼育場所の確保、健康管理のための資金集めが課題となっています。

02

伝統的な紋織物の研究

ラオスの手織物には、鮮やかな幾何学紋様で動植物が象られます。ラオスの手織物技術の復興と、女性の安定した収入源獲得に貢献したコンマリー・チャンタヴォン(1950年-)のノーベル平和賞ノミネートをはじめに、その繊細な手仕事は、国際的な注目を集めています。

紋様の名称、意味、まつわる物語は口頭伝承で伝えられます。ひとつでも多くのデザインを記録し、資料として残す活動をしています。

​またラオスの手織物職人とともに、ラオスの伝統的な織物を使用した衣類、布製品をデザイン、販売しています。

03

​子どもたちへのワークショップ

​2018年より、ラオスの幼稚園、小学校、中学校等で音楽・美術のボランティアワークショップに取り組んでいます。
ラオスには音楽や美術の教育を受けたことのない子どもたちも多くいます。

はじめて手にする楽器(オカリナ)で、息を合わせて演奏する楽しみを知り、自由な色でラオスのシンボル的な動物ゾウを描きます。

またワークショップで使用したオカリナ、画材は学校へ寄附しています。

04

日本での発表

ラオスにて取り組んだ成果発表を、日本にて展覧会や上映会の形式で発表しています。

これまでの展覧会、上映会情報は経歴/Careersおよび展覧会・演奏会情報/Informationをご覧ください。

ラオス 象を織る国  京都 2018_edited.jpg
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