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MOVIE

2017年よりドキュメンタリー映像、アニメーションを制作しています。
ドキュメンタリーでは東南アジア ラオスの象と象使いの暮らし、年に一度開催される象祭りを追いました。
アニメーションではとくにアジアの風土、神話からインスピレーションを得て、物語を創作します。
定期的に開催する​上映会にて発表しています。

象の国 〜ラオスの象と象使い〜

ドキュメンタリー/2018年/ラオス サイヤブリ県で開催される象祭り、ルアンパバン県のエレファントキャンプなど、ラオスの象と象使いの暮らしを追った。

穴の記憶(Memory of The Holes)

アニメーション/2019年/ラオス人民民主共和国にて行なったフィールドワークを元に制作した短編アニメーション作品。作品の舞台としたのは、ベトナム国境沿いの山岳地帯に位置するシェンクワン県である。ラオス内戦時に落とされたクラスター爆弾によって爆破された巨大な仏像、化学物質により土が汚染され、草木の生えなくなった禿げ山、爆弾によるクレーターなど、戦争の生々しい傷跡が残されていた。シェンクワン県の人々は、土中に眠る不発弾とともに生活しており、誤爆による被害は今もなお続いている。脅威と隣り合わせの暮らしでありながら、美しい田園でもち米を育て、魚を釣り、鶏や牛を飼う、昔ながらの生活を営む。その姿から、本作品の多くのシーンを着想した。

燃えぬ紋様

アニメーション/2022年/花から糸を紡ぎ、織物を織る村があった。花を摘むのは娘、老女が糸を撚り、結婚前の少女が織物を織る。出生の事情から村の者たちに忌み嫌われていた主人公は、男たちと同じ染色の作業しか許されない。村人はみな、身体から樹木が生えてくる病を抱えており、発症する歳は人によってさまざまだ。 主人公の唯一の親友はまだ幼いにも関わらず、全身が樹木に変質してしまった。木は花を咲かせ、村人に恵みを与える。親友の死を受け入れられず、少女は森の奥へと走り出す。

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